昨年「ヒスロム日記」にて連載をしていた任・ヒスロム鳩舎の鳩の成長を綴った「今月の鳩」から今後は「人と伝書鳩〜東方編〜」を不定期で公開してゆきます。東北地方の鳩舎は東日本大震災に約三分の二が倒壊などによって閉じてしまったようです。ヒスロムは任さんの紹介で今回は仙台のレース鳩協会東北地区会員の佐藤さんと門馬さんを訪ね、彼らの伝書鳩との関わりを伝えてくれています。



文・写真=ヒスロム

ヒスロムが伝書鳩・レース鳩を始める様になった経緯を記載しておきます。2012年、大きな彫刻物を作る事が出てきたので、大阪市浪速区桜川に作業場を借りる事になりました。この作業場の大家さん(任秀夫氏)が500羽程の鳩を飼育していました。愛知県での作品発表の為、トラックで愛知に向かう際、任さんから「ついでに鳩を飛ばして来てくれ」と頼まれ、道中で始めてレース鳩を飛ばしたのが始まりです。2015年からは鳩舎で仕事として働くようになり、春から任さんと共同で「任・ヒスロム鳩舎」として日本レース鳩協会大阪支部なんば兢翔連合会に入会し、実際に鳩レースに参加しています。任さんは鳩の業界では世界的に有名な方で、日本では殆どの方が彼の名を知っています。

昨年、青森に訪れた際、任さんに紹介していただいた工藤さんという方は「実は任さんには会った事が無いのだけれど、僕にとっては天皇様みたいな人」と言うほど。その任さんの紹介で今回、仙台でも鳩に関わっている方と会う事ができました。今年、青森県立美術館、せんだいメディアテークでの仕事をいただいた事もあり、東北地域においての鳩と人間の関わりについて知っていけたらと思っています。

*バックナンバー「ヒスロム日記」第2回〜8回の「今月の鳩」では任・ヒスロム鳩舎の鳩日記が掲載されていますので、こちらもご覧ください。バックナンバーはこちらから



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