boid社長・樋口泰人による10月前半の映画&業務ときどき妄想日記をお届けします。「爆音映画祭2016特集タイ|イサーン」を終えて一息つき、来春公開の映画『PARKS パークス』の仕事と並行して来年以降の企画の仕込みや方針を立てるつもりが、やはり思い通りにはいかず――
文・写真=樋口泰人
いつものことなのだが10月もまた、あっという間に終わった。そしていつものことなのだが、この月をやり過ごせるかどうかそれができたら奇跡と思いつつ、結局何とかやり過ごした。あまりに大変なことがありすぎて日々の細かい記憶はほとんどあっという間に消えていく。そしてなぜかどうでもいいような記憶が、所々、まだらに残っていく。しかし予定では10月は来年以降のためのいろんな仕込みをしたり方針を決めたり何か新しい展望を見出すはずだったのだが、もちろんそんなことはできたためしはない。8月や9月より楽になるはずだったのだが。
読者コメント