山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や生活、同センターの催しについて記録する連載「YCAM繁盛記」第32回は、2月10~26日に開催された恵比寿映像祭に巡回したインスタレーション展「潜行一千里」の模様について。さらにはその会場となった日仏会館から想起したラオスとフランスの関係や、昨年行ったラオスのヴィエンチャン、ヴァンヴィエン、ロンチェンでの思い出が綴られます。

「潜行一千里」恵比寿展示終了しました。多くのご来場本当にありがとうございました



「潜行一千里」恵比寿映像祭巡回/ラオスのことを思い出す


文=杉原永純


 2月初旬から長期に東京に滞在して、恵比寿映像祭での「潜行一千里」展示仕上げ・オープンまで立ち会う。ちょいちょい再生トラブルはあったのだが、5面を同期して映像を出力するので当然こうしたことは起き得るわけで、YCAMスタッフ、映像祭スタッフには柔軟に対応いただくことができて、無事映像インスタレーションは走っていた。

内覧会の様子。山口ではできなかった会場満席の図。素晴らしい


 サイズ感はYCAMの時より全体小さくはしているが、その分今回は映像をしっかり捉えられる。映像自体の編集は今回ないはずなのに、あれこんなカットあったかなあと思ったりすることもあり。場所を変えるだけでこんなにも印象が変わって面白い。

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