湯浅学さんの大著作集『大音海』の出版を目指し、そのイントロダクションとして湯浅さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載していく本連載。今回は前回に続いて、1993年に『ブラック・ミュージック・リヴュー』で連載された「ブラック・ムーヴィーの挑戦」の後半(全7回の第4~7回)をお送りします。当時、メルヴィン・ヴァン・ピーブルズの『スウィート・スウィートバック』(71)の日本初公開に合わせて書かれたこの原稿は、日本では数少ないブラック・ムーヴィー/レイス・ムーヴィーの映画史を辿った貴重な文献ですので、ぜひじっくりと読んでいただきたいです。
『Blue Collar』(78)のリチャード・プライヤー
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