boidが出版を企む大著作集『大音海』の編纂を兼ね、湯浅学さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載しているこの連載。第14回と第15回では、ブラック・ムーヴィーの歴史を辿った連載記事「ブラック・ムーヴィーの挑戦」を掲載しましたが、今回は湯浅さんがブラック・ムーヴィーに深く傾倒するきっかけともなったメルヴィン・ヴァン・ピーブルズとその息子マリオ・ヴァン・ピーブルズの作品に関する原稿3本をお届け。
まず前編では1993年に『スウィート・スウィートバック』(1971)が日本で初公開されたときに発売になった、同映画の製作ノートとサウンドトラックがセットになったCDブックの解説を掲載します。
『スウィート・スウィートバック』のサウンドトラック盤
読者コメント