世界中のアニメーションの評論や上映活動を精力的に行なっている土居伸彰さんの連載「Animation Unrelated」第23回です。去年も本連載でご紹介したクロアチアのザグレブ国際アニメーション映画祭、そしてフランスのアヌシー国際アニメーション映画祭に足を運んだ土居さんでしたが、どうやら両映画祭に対して前年(第5回と第6回を参照)とはかなり違う感想を持ったようで――。今回はその2つの映画祭と、アヌシーで特に印象に残った2本の長編作品について考えていきます。
岩井俊二監督『花とアリス殺人事件』 (C)花とアリス殺人事件製作委員会
ディエゴ・グレッラ監督『Banished』
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