ヒスロムの先月の活動を写真、テキスト、動画で記録するヒスロム日記第11回目です。
第16回全国穴掘り大会に初めて参加したこと、活動場所で見かけた3人組の少年、また神戸アートビレッジセンターでの井上明彦さんとの展示「新シク開イタ地」の準備についてなど。ヒスロム独自の活動が改めて見えてきます。京都にはヒスロムの新たな作業場ができ、今回の日記にも登場する映像作家の斎藤玲児さんの上映イベントが4月3日(月)に
開催されます。
文・記録=ヒスロム
2月7日(晴れ)
高山建築学校の新年会会場、(東京•浅草付近)で朝6時頃起床。
昨晩、東京に車で着いて、朝3時頃まで呑んで今日は、千葉県の成田にある「ゆめ牧場」で行なわれる全国穴掘り大会に出場する。この大会は毎年この時期に開催されていて、今年で16回目を向かえる。
競技の内容は、制限時間30分間で一番深く掘ったチームが優勝。
1チーム6名以下。市販のスコップ、バケツ、ロープ、ハシゴのみの道具の使用。
優勝チームには、金のスコップと賞金10万円。
この競技部門以外にも、ユニーク部門、レディース部門、キッズ部門などがある。
今年の参加チームは391チーム。約2000人以上。
ヒスロムチームは高山建築学校のメンバーと神戸での展覧会のチラシをデザインしてくれた南さん。
応援団として東京の友人が来てくれた。
僕らがいつもの現場で穴に入ったり、掘ったりしているのを友人が知って、
こんな大会あるでって3年前に教えてくれていた。それからずっと参加したかったのだがなかなかタイミングが合わず参加できていなかった。神戸である展覧会のテーマは「新シク開イタ地」とは何か!?
30分間で大人6人どれだけ深く、掘れるのか。
掘る以前、掘っている最中に感情•意識•感覚はどれだけ下へ。地中深くまで行けるのだろうか!?
約2000人が、30分、地面を見て、地面の先を見て、穴を掘り出す。400近い穴がいきなり出現する。
これを、この事を想像してみる。
2018年12月号
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