boidマガジン

2017年02月号 vol.2

樋口泰人の妄想映画日記 その27

2017年11月10日 16:21 by boid

boid社長・樋口泰人による2017年1月11日~20日の業務日誌ときどき映画&妄想日記。2ヶ月ほどかかった『PARKS パークス』予告編編集など、宣伝業務の激務の合間に東京での爆音上映の会場下見や、吉祥寺に新たにできる劇場から相談を受けて赴いたり。湯浅さんの還暦祝いアナログばか一代では疲れも忘れて音楽の旅に誘われるひとときも。




文・写真=樋口泰人


新年という気分がないまま年が明け、そのままだらだらと、しかしものすごい緊張感の中で仕事が続く。メールは1日100通を超え、電話も次々に。最も苦手な作業。気がつくと各所に連絡ミスをしたり、連絡遅れたりして、謝り続けている。あの時はっきり断っておけば、みたいなことの連続である。だらだらとなし崩しに生きていきたい。もう、何もなくていいからただそれだけを望む。1月中旬は写真も少ない。その余裕がまったくなかった。よく倒れなかったと思う。 そういえば前回の日記の1月3日分で、『はるねこ』のトークの件がすっかり抜け落ちていた。今年の初仕事だった。ここでも小さな映画、というのが話題になった(1月15日参照)。

1月11日(水)
メモを見たら、昨日は階段から落ちる、と書いてあった。ふむ。前回の日記に書き忘れたのだが、確かに1月10日階段から落ちた。幸い滑り落ちたのでひどいことにはならなかったが、もう自分の足元もままならないことが実感され、精神的にはひどいショックを受けた。以降、下り階段は足がすくむ。気を抜くとやばい、という感覚が全身を覆う。
午前中は某劇場の下見に行った。爆音機材設置できるか、設置するためにはどうするかなど。日本中各所での爆音はそれぞれとても面白いのだが、やはり東京でもあれこれできるに越したことはない。模索が続く。
午後からは『PARKS パークス』宣伝打ち合わせ。音楽映画でもあるので、音楽方面への告知展開をどうするか、など。もちろんここで話し合われたことが全部できるわけではない。ここからが難しい。できることだけを決めても、いろんなことがしぼんでいくだけだし、広げすぎたら自分の首を絞めるだけだ。ただ、「適度に」というちょうどいい落としどころはない。

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