boidマガジン

2017年05月号 vol.2

樋口泰人の妄想映画日記 その36

2017年11月10日 16:30 by boid

boid社長・樋口泰人による4月11日~20日の業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記です。映画『PARKS パークス』(瀬田なつき監督)公開直前で仕事量と慌ただしさも絶頂になり、記憶が飛んでいる日もちらほら。イヴェントや打ち合わせに駆け回りながら、忙しさからの逃避からかレコードをたくさん買う日々でもあったようです。



文・写真=樋口泰人


 せっかくの『PARKS パークス』直前盛り上げ時期に、吉祥寺の映画館でとんでもないことが起こり、そこでバウスの特集をやる予定だったことやそこの社長の名前が同じ樋口だったことから、どうやら各所で私がその張本人ではないか疑惑とか持ち上がってもいるようで、ぐったり感が半端ない。時間がたつほどに腹が立って来た。とはいえ腹を立てている時間はない。なんだか毎日イヴェントをやっていたような気がする。映画の宣伝とはいったい何なのかとも思う。こんなバタバタとは違うやり方を試すために、フリーペーパーを作ってみたはずではなかったか? そんな思いが常に腹の底で渦巻いていた。


4月11日(火)
記憶も記録もなし。何をしていたのだろうか?


4月12日(水)
何かやたらと焦っていて、つまりやるべき仕事が全く終わらず、しかも試写も観に行かねばならない。というか、「ならない」ものの時間が圧倒的なプレッシャーになってその他の時間を台無しにしているのが実感されて、そのこと自体にうんざりしながら焦って仕事をしつつ当然終わらぬままとにかく試写に行ったのだが、見事に満員で入れず。仕事で頼まれて来たのであると説明しても、満員であることには変わらないわけだから、私がもっと早く来るべきだった。でもそれをしていたらこちらの仕事はさらに台無しになったので、とにかく急いで事務所に戻りやりかけの仕事を片付けろということであると納得し、ようやく気持ちが落ち着く。気持ちと時間の余裕がないときに映画を観てもいいことはない。

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