山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や同センターの催し、山口での生活を記す「YCAM繁盛記」。YCAMで制作する『ギ・あいうえおス -他山の石を以って己の玉を磨くべし-』(柴田剛監督)の撮影ももうすぐ始まるようですが、今回の話題は杉原さんが最近見た3本の映画と、それらの上映環境から考える映画館における映画の消費のされ方について。

撮影準備中『ギ・あいうえおス』の劇用車「くじら号2」装飾中。ある意味この映画の主役です



岩波ホールと中洲大洋劇場/劇場版AV


文=杉原永純


今月の主な業務
・9/18:滋賀のカヤノ自工さんより「くじら号2」車体納品、装飾開始
・9/19:日帰り出張。アジアフォーカス・福岡国際映画祭『ミンヨン 倍音の法則』佐々木昭一郎監督面会。中洲大洋劇場で『黒衣の刺客』鑑賞
・9/22:友人の結婚式で東京へ
・9/23:下北沢トリウッドでハマジム最新劇場公開作『劇場版 どついたるねんライブ』上映後、梁井一監督、カンパニー松尾プロデューサーとでミニトーク
・9/24:山口戻り
・9/25:YCAMシネマ『おそいひと』上映後、柴田剛監督とトーク
・9/27:YCAM夏の展示「THINK THINGS」会期終了
・9/28:山口県地福の大蔵嶽神社宮司さんへのご挨拶。『ギ・あいうえおス』新作に関連して取材
・9/30:平成27年度芸術文化振興基金「日本映画上映活動」助成認定通知
・10/7:大蔵嶽ロケハン登山(標高830m)

YCAM来館ゲスト(敬称略)
柴田剛、酒井力(ともに「ギ・あいうえおス」)

YCAMスタッフが誕生日を祝ってくれました。たまも初ケーキに興味津々


 今回はYCAMの活動を少し離れて、最近見た映画とその環境について書いてみたい。「見たいものを見に行く」というのが、今の、映画館での映画の消費の仕方の主流である。それから、逸脱する3本の映画について。

この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。