
「GEORAMA2016」のメインキャラクター、じおだま君……の生首(デザインはデイヴィッド・オライリー)
文=沼田友
boidマガジン購読者のみなさま、はじめまして! 沼田友(ぬまたゆう)と申します。今週は土居さんが大燃え尽き症候群につき一文字も筆が進まないとのことで、急遽ピンチヒッターとして、2月2日から23日まで都内各地で行われていたアニメーション・フェスティバル「GEORAMA2016」のレポートをこちらでお届け出来ればと思います。緊張しています。僕は、GEORAMA2016では主に上映周り、具体的には、世界各地から集まってきた700GBにのぼる作品素材の管理と書き出し、そして上映素材と機材類をまとめて背負い、全てのイベントに帯同するといった感じの役回りをしていました。ちなみに普段はスーパーでレジを打ちつつ、3DCGでアニメーションを作ったり、最近ですと『旅街レイトショー』というテレビアニメーションを監督したりしましたが、その放送真っ最中には既にGEORAMAに付きっ切りで、ある時なんて打ち合わせ中の居酒屋で本放送が始まり、しかも(かなり出来上がった)別のお客さんに途中で『天空の城ラピュタ』にチャンネルを替えられてしまうなどの辛酸をなめたりしましたので、つくづく狂った時期にこちらのお手伝いに入ってしまったなと思った次第です。思っていたほど緊張していないかもしれません。
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