boidマガジン

2016年03月号 vol.4

映画川『ルーム』 (降矢聡)

2016年03月26日 17:54 by boid
今週2本目の映画川は、4月8日公開の映画『ルーム』(レニー・アブラハムソン監督)について降矢聡さんが書いてくれました。主演女優のブリー・ラーソンが数々の映画賞を受賞したことでも話題となった本作。閉ざされた"部屋(ルーム)”の中だけで7年間を過ごした母子が部屋の"外”に出て行くという物語がはたしてどのような手法で描かれているのでしょうか。




文=降矢聡


 ブリー・ラーソンがアカデミー主演女優賞を獲得し、撮影当時若干8歳であったジェイコブ・トレンブレイが天才子役として世界中で話題となったことでも記憶に新しい『ルーム』だが、真の(あるいはもう一人、一つの)主人公は、タイトルが示す通り、母子が監禁されている一つの納屋(ルーム)だ。というのも、ブリー・ラーソン演じる母親ジョイの息子に対する愛情、さらにはジェイコブ・トレンブレイ演じる息子ジャックの成長が徹底して納屋に対するアプローチから描き出されているからだ。
この続きは無料購読すると
読むことができます。

関連記事

『ロビン西の描き捨てノートマンガ2004-2014』 第19回

2016年03月号 vol.4

土居伸彰 インタヴュー

2016年03月号 vol.4

Animation Unrelated 第31回 (土居伸彰)

2016年03月号 vol.4

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2018年01月号

新年最初の記事は土居伸彰さんと樋口泰人の記事をお届けします。また、今後の発...

2017年09月号 vol.3

9月号第3週は明石政紀さん、Soi48、降矢聡さん、樋口泰人の記事をお届け...