山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や同センターの催し、山口での生活について記録する「YCAM繁盛記」。前回に続き、YCAM制作の映画『ギ・あいうえおス -他山の石を以って己の玉を磨くべし-』(柴田剛監督)の撮影の模様をお送りします。スタッフが出演者でもあり、現場に誰もプロットを持参しないという「ギ・あいうえおス」独特の撮影から見えてきたものとは――

焚火シーンの撮影@兵庫県のとある山中



スタッフ〈イコール〉キャストの映画術/旅行に出て、映画を見ること


文=杉原永純


撮影の続き〜今月の主な業務
・10/22 美祢市・秋吉台にて撮影
・10/23 引き続き秋吉台にて撮影→兵庫・相生市へ、ファイヤーパフォーマンスチーム「油火(アブラビ)」アジトで焚き火シーン撮影。現地泊
・10/24 姫路セントラルパークにて油火ファイヤーショー撮影。深夜杉原先に山口へ出発
・10/25 撮影本体は早朝から京都へ。とあるパフォーマンスの撮影に
・10/26 京都→山口移動日
・10/27 雨天ということもあり、市内撮影シーンはキャンセル。YCAMにてラッシュ試写
・10/28 VP-MONCH、野口雄介合流。YCAM前の山口市中央公園で撮影
・10/29 山口市地福・大蔵嶽神社にてクランクアップ。中國新聞から「ギ」について取材
・10/30〜11/1 撮影バラし/精算などなど。
・11/2 来年1月に予定している特集上映のプリントの状態が悪いとの報告があり、とある映画のプリントチェック2本。1本を選び、1本を今回は諦める。朝日新聞から「ギ」とYCAM Film Factoryについて取材
・11/3 最後まで残ってくれていた柴田監督、酒井力、西村立志ハイエースにて京都へバラし
・11/14 『フリーダ・カーロの遺品』YCAM初回上映舞台挨拶のため、小谷忠典監督・大澤一生プロデューサーYCAM来訪
・11/15 大分へ。東野祥子さん、カジワラトシオさんが主宰する「ANTIBODIES」の野外パフォーマンスを見に行く。そのあと、近所のシネマ5で橋口亮輔監督『恋人たち』を鑑賞。心揺さぶられる。別府泊
・11/16 YCAM戻り
・11/21〜24 広島国際映画祭。濱口竜介『ハッピーアワー』ジャパンプレミアやら
・11/27〜30 試写1件と東京フィルメックスへ。お世話になっている方に滅茶苦茶多数会う


この記事は登録読者だけが閲覧可能な内容を含みます。続きを読むにはPublishers IDによる読者登録が必要です。