boidマガジン

2017年05月号 vol.1

微笑みの裏側 第15回 (Soi48)

2017年05月05日 12:25 by boid
2017年05月05日 12:25 by boid
世界各国の音楽を発掘・収集するユニットSoi48が、微笑みの国=タイの表と裏を紹介する連載「微笑みの裏側」。第15回目はエチオピア音楽のレコードを例にしたレコード掘りについて、そしてその現状はSoi48がタイ音楽を専門とする理由にも関わってきます。
また、今月は『TRIP TO ISAN : 旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド』刊行記念イベントのご案内もありますので、ぜひ参加してみてください。





文=Soi48


『旅するタイ・イサーン音楽ディスク・ガイド TRIP TO ISAN』発売記念して1ヶ月。トークショーや媒体で本やSoi48の活動が紹介されることが増えてきた。その時によく聞かれる質問が「なんでタイ音楽なのですか?」、「どのようにレコードを掘っているのですか?」といった質問だ。もちろんタイ音楽に魅力を感じて、レコード掘りが楽しいから、この活動をやっているのだが、このことを説明するのは意外に難しい。Soi48なりのレコードの掘り方やノウハウはあるが、これを人に押し付けたいとは思わない。レコードを探すということは楽しいことだから、DJ、コレクター、音楽ファンが自分の好きなようにやればいいと思っている。100円のレコードな好きな人もいれば、1万円を超えるレア盤が好きな人もいる。もちろんジャンルや7インチ、LPといったフォーマットにこだわりをもつ人もいるし、DJで使えるレコードだけ集める人、ジャケット買い、試聴を必ずする人など様々な人がいていいと思っている。今回のboidマガジンではSoi48がタイのレコードを集める理由を少し紹介したいと思う。くれぐれも気をつけて欲しいのは、このレコードの掘り方、考え方が必ずしも正解ではないこと、あくまでも現時点でのSoi48によるレコード掘りへの接し方であることを理解しておいてもらいたい。


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エチオピアのレコードから見る00年代のレコード流通事情
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